現場監督の年収は?年収を上げるにはどうしたいいの?
現場監督ってぶっちゃけ給料いくらもらえるの?
今回はこんな疑問をお持ちの方に対して、現場監督歴17年のはんおじが、現場監督の年収相場と、年収を上げていく方法についてお伝えしていきたいと思います。
現場監督の平均年収の一般的な金額
まずは現場監督の平均年収についてみていきましょう。
平均年収.jpのまとめによると、現場監督の平均年収は420万円〜500万円のようです。
え?これ少なくない?と思いませんか?
実際、現場監督をやっている人は思うとおもうんですが、これは実際少ないです。
さらに平均年収.jpでは最大年収750万円としています。
シンプルに現場監督はだけだと、このくらいの年収が上限なのですね。
じゃあ、はんおじは年収いくらなの?
え? そうだなぁ。 紹介した最大年収は超えているよ!
ええ〜! じゃあ最大年収750万円てのはアテにならないってこと!?
ということになるね。どういうことか詳しくせつめいするね。
プラスアルファをやれば年収は上がる
現場監督の最大年収ば750万円と言われていますが、実際自分がそれ以上いただいていますので、どういうことなのか私なりの考えをこれから説明します。
現場に関わる一切の業務を自分でやれる
まず、大前提として工事に関係する業務を全て一人でできること、これが大切です。
例えば業務の一部を挙げると、発注者と契約書の締結ができますか?
現場完成までの流れを意識してスケジュール管理して自分でやらなければいけない事をできますか?
他人にやってもらうこと、依頼できていますか?
お金の管理ができていますか?
会社側としてはこういったことを現場内でしっかり管理してくれるととても楽なんですよね。
つまり、そこがすごい価値になるんです!
面倒くさいことを会社(社長)はやってほしいから社員を雇うのです。
だから経験が浅いうちは分からないことが多くて大変なんだけど、早いうちにそれを経験して、自分なりのノウハウを蓄積していくと、
気持ちに余裕ができてきます。
社内(大規模工事なら現場内)で責任ある役割を持つ
前項とも関連してくる話なんですが、前項のことができるようになってくると会社の中でも「あいついいな!」と評価が上がってきます。
そうなると、もちろん給料が上がっていきます。
会社はあなたを手放したくないのですから。
そしてそのうちに課長や部長などの役職がついたり、大規模工事では所長を任されたりということになってきます。
すると最大年収750万円を超えてくるとと思いますよ!
ゼネコンの所長さんは750万円止まりなんてことないですから。
1000万円を超えるという話も聞いたことがありますよ。
工事で表彰をもらう
土木業界にいない人には良くわからないかもしれませんが、土木工事には表彰制度があります。
表彰を取ると下記のメリットがあります。
会社側へのメリット
次回の入札時に工事案件を取れる確率が上がる
入札の仕組みとして総合評価方式なるものがあります。
これは入札の価格にプラスして、過去3年間以内の表彰工事があるかなどで加点され、工事案件が入札しやすくなるものです。
なので、会社としてはとてもお得なことなのです。
会社のイメージアップにつながる
表彰を取ると賞状をいただけます。
この賞状を会社に来たお客様から見やすい位置に飾ったり、ホームページに載せたりして、会社のイメージアップにつながるわけです。
さらに建設新聞にも掲載されますので、建設新聞を見ている方にはイメージアップにつながります。
表彰を取った個人へのメリット
臨時ボーナスがもらえる! 会社もある。
これは会社によりますが、もらえる会社さんが多いのではないでしょうか!?
会社にはプラスでしかないのですから、ある程度の臨時ボーナスがあってもいいと思います。
制度がない会社の方は、上司の方に打診してみてもいいのではないでしょうか!?
「臨時ボーナス出るならみんながんばりますよ!」
と言ってね。
キャリアアップに有利
表彰を取ったという事実はキャリアアップにとても有利と言えます。
表彰を取れるだけの現場監督としてのスキルを持っているという証明になり、そう認識されるからです。
転職で年収アップを目指すのであれば、積極的にアピールできるポイントだと思いますよ!
上記のように、工事で表彰を取ると会社にも個人にもめちゃくちゃプラスになるので年収アップにはとても有効に働きます!
まとめ
というわけで、今回は『現場監督の年収は?』『年収アップするためにはどうしたらいいの?』というテーマで、私の経験をもとにご紹介させていただきました。
現場監督を目指す方は給料についてはとても気になると思います。
一方で、それだけで会社を選ぶと後悔することにもなりかねません。
仕事とは人生時間の大半を費やすほどのものです。
長く続けられる雰囲気か、できることなら探ってから入社を決めたいものですね。
それではこのへんで。 はんおじでした!